ビルベリーとブルーベリーは何が違うの?品種・栄養成分・用途

ブルーベリーtとビルベリーのサプリの画像

 

目の健康に役立つサプリメントには、ビルベリー配合と謳われているものもあればブルーベリー配合と書かれているものもあります。
それでは、ビルベリーとブルーベリーは何が違うのでしょうか。

 

 

栽培品種と野生種

大きく分類すると、ビルベリーはブルーベリーの一種と言われていますが、正確に言うとビルベリーはブルーベリーの原種とも言えます。
ですからどちらもツツジ科スノキ属の植物ですが、ビルベリーは北欧に多く、ブルーベリーは北アメリカが原産です。
ビルベリーは、地域によってホワートルベリーやウィンベリー、ヨーロッパブルーベリーとも呼ばれ、ブルーベリーのように房に果実がなるのではなく単一や一対の形で果実を付けます。
ビルベリーの果実はブルーベリーの果実よりも小さくて色が濃いのも特徴で、ブルーベリーは栽培品種ですがビルベリーは栽培が難しいためほとんどが野生種です。

 

ビルベリー

ビルベリーの画像

ブルーベリー

ブルーベリーの画像

 

ビルベリーとブルーベリーの栄養成分

ビルベリーの画像2

 

ビルベリーとブルーベリーに含まれる栄養成分の働きは、主に眼精疲労などの目の健康に役立つものが多いのです。
しかしビルベリーとブルーベリーはそれ以外にも人間の身体に良いとされる成分が多数含まれています。
ビルベリーとブルーベリーに含まれる栄養素を紹介します。

 

アントシアニン

やはり有名なのは目に良い成分としてビルベリーエキスが選ばれるほどビルベリーに多く含まれる、アントシアニンでしょうか。
ビルベリーもブルーベリーもポリフェノールの一種であるアントシアニンを多く含んでおり、高い抗酸化作用をもっていることでも知られています。
ビルベリーが生えている北欧では夏に白夜になる事もあり一日中紫外線にさらされるため、その紫外線から身を守るために、ビルベリーの天然色素であるアントシアニンが濃くなるのだと考えられています。

 

食物繊維

ビルベリーなどに多く含まれている栄養成分として、食物繊維も挙げられます。
食物繊維はおもに大豆や海藻といった植物性の食品のほか、バナナに多く含まれていますが、ビルベリーやブルーベリーも他の食品に比べて食物繊維の含有量が多いです。
食物繊維については、ビルベリーには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の二種類の食物繊維が含まれており、中でも水溶性食物繊維のペクチンは便の硬さを調整してくれる働きがあります。
基本的には食物繊維は人体に吸収されて何らかの働きをするといったものではありませんが、体内の不要物を排出するといった役割があります。

 

タンニン

ビルベリーの果実にはポリフェノールの一種であるタンニンも多く含まれています。
このタンニンという成分は荒れてしまった腸の粘膜を修復するといった働きがありますので、腸内環境の維持や改善の効果が期待できます。

 

ビタミン、ミネラル

ビルベリー、ブルーベリーには人体の健康維持に欠かせない栄養成分であるビタミンミネラルといった栄養成分もたくさん含まれています。
ビタミンの中でも特に含有量が多いのがビタミンCやビタミンEですが、これらの主な働きに抗酸化作用があります。
ビルベリーやブルーベリーは眼精疲労に役立つ働きをするものとしても有名ですが、ビタミンやミネラルの働きによってただ目に良いというだけでなく、酸化を防ぎ老化を抑えるといった効果も含まれています。

 

ビルベリーとブルーベリーの違い

栄養の違いの画像

 

ビルベリーとブルーベリーは原種が一緒のため、含まれる成分もとても似ています。
しかし、ビルベリーとブルーベリーは成分の含有量に違いがあります。
その含有量の違いとはどんなものなのかを紹介します。

 

アントシアニンの含有量

ビルベリーとブルーベリーは、先程も説明しましたがいずれも目の疲れに効果的なアントシアニンが含まれています。
違いはアントシアニンの含有量で、ビルベリーのほうがブルーベリーよりもアントシアニンが2〜5倍も多く含まれています

 

ポリフェノールの含有量

他にブルーベリーよりもビルベリーのほうが含有量が多い栄養素としてはカテキンケルセチンなどのポリフェノールが挙げられます。
ビルベリーの葉にはポリフェノールが多く含まれているため、ドイツをはじめ海外では医薬品として利用されることも多いです。

 

亜鉛の含有量

ビルベリーの方が多く含まれている栄養成分として亜鉛もあります。
ビルベリーはブルーベリーよりも多く亜鉛が含まれており、亜鉛はDNAやタンパク質の正常な活動に大きく関わるミネラルです。
その亜鉛が不足すると細胞の異変といった数々の不調の原因となってしまうため、ビルベリーサプリなどを飲むことで亜鉛を摂取する事がおすすめです。

 

マンガンの含有量

ビルベリーはマンガンもブルーベリーより多く含まれています。
マンガンについては、骨の強化にかかわるミネラルです。
このマンガンが不足すると骨が弱くなる原因となるのでできるだけ体内で不足しないように注意したいところですが、マンガンはビルベリーに豊富に含まれているので、手軽にサプリなどで補うことができます。

 

ビルベリーに含まれている栄養成分としては、どうしてもアントシアニンが何かと取り上げられることが多いのですが、アントシアニンの他にも多数様々な栄養成分が含まれているのがわかりますね。
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番外編!使い方の違い

ブルーベリージャムの画像

 

ビルベリーの果実は、ブルーベリーの果実よりも柔らかくて水気が多く、輸送が難しいのも特徴です。
ブルーベリーは甘酸っぱくて生食用としても使えますし、冷凍フルーツとして売っていたりしますよね。
しかしビルベリーは酸味が強くて生食にはあまり向かないため、食べてもジャムとして利用される事がほとんどです。
また、ビルベリーは先程も説明した通りアントシアニンを多く含むため、ヨーロッパでは医薬品として扱われており、食用ではない利用方法で使用することがあります。
ブルーベリーとビルベリーは似たフルーツではありますが、使用方法には結構差があるようですね。

 

ビルベリーとブルーベリーの効果や効能、特徴とは

ビルベリーの効果が疑問の画像

 

ビルベリーとブルーベリーの栄養素はわかりましたが、具体的に人体にはどんな効果が見られるのでしょうか。
ビルベリーとブルーベリーの人体に対する効果や効能を紹介します!

 

目に効果的!

ビルベリーをはじめとするベリー類を摂取することの特徴として挙げられるのが、目に対しての効果です。
その代表成分であるアントシアニンは抗酸化作用や眼精疲労の回復効果があるため、目に良いサプリメントに含む成分として最適です。
人間は日常生活における情報のほとんどを目から取得しており、最近ではスマートフォンやパソコンの普及に伴い、目に対する負担というものもかつてとは比較にならないほど大きくなっています。
それだけに、目の負担軽減効果が期待できるビルベリーなどのベリー類はその価値が見直されつつあります。

 

抗酸化作用でアンチエイジング効果!

ビルベリーやブルーベリーの効能としては、抗酸化作用に優れているというものがあります。
人間の体内で発生する活性酸素は、細胞を酸化させることで老化の原因ともなるものですが、ビルベリーに含まれるアントシアニンをはじめとする成分はこうした活性酸素を除去する働きがあります。
活性酸素が除去されれば、それだけ老化も抑えられるということになりますので、それが目をはじめ様々な部位に改善効果となってあらわれてきます。
また、タンニンにも抗酸化作用があり老化を防いでくれるため、生活習慣病予防効果もあるとされています。

 

病気の予防、健康対策に効果的!

ビルベリーには血行の促進や、腸内環境の正常化をするといった効果もあります。
食物などから栄養素を取り入れた場合腸から吸収されることになりますが、腸内環境が活性化されることによってより効率的に栄養素を吸収できるようになります。
ビルベリーに含まれる栄養成分は腸内環境の正常化・活性化に大きく関わっていますので、体内への栄養分の吸収についての改善効果が期待できます。

 

腸から吸収された栄養素は血液によって体内に運ばれることになりますが、ビルベリーから取り入れられた栄養素は血行の促進についても優れた効果がありますので、体内の血液の循環が改善されます。
血液の循環が改善されることによる大きな効果としては、メタボリックシンドロームや糖尿病といった生活習慣病の予防・改善が挙げられます。
そして、抗酸化作用というものは血管に対しても有効ですので、活性酸素が除去されれば血管そのものも強化されていくことになります。
血管が強くなればその分深刻な病気についてのリスクも軽減されるので、より健康な体へと近づけることができます。

 

まとめ

ビルベリーやブルーベリーなどのベリー類には様々な栄養素が含まれており、それぞれが人体の健康に欠かせない働きを行っています。
目の病気を予防したい、いつまでも元気で健康な体を作りたい、という場合にはビルベリーはまさに最適な食品ですね。